2014年08月10日

真流行り神 その1

 「ブラインドマン篇」「悪霊篇」「パンデミック篇」とクリア。新たな人物をもって語られる〈流行り神〉の新作ではありますが,旧シリーズの雰囲気はある程度継承されているのは嬉しい。また,東京拘置所の都市伝説である“死なない死刑囚”が言葉だけとはいえ登場するのがシリーズを通して遊んできた人間としては楽しいです。但し,旧シリーズの登場人物は今作には姿を見せることはありません。道明寺秋彦は出ると思っていたのだけどなあ。

 これまでの作品とは異なり,ひとつの物語が選択により,様々に分岐する構成となっています。最初に遊べるのは「ブラインドマン篇」だけですが,クリア後に「悪霊篇」と「パンデミック篇」が追加されました。現在は更に「生贄篇」と「死臭篇」にも進めるみたいです。各篇において物語が一変するのは楽しいかな。但し,過去作以上にグロテスクな描写が多いのも事実。伊達にZ指定の作品ではありません。また,各篇が科学篇とオカルト篇に分岐しないのはちょっと残念。物語に納得がいく真相の全てが提示されないのも前作通りと言えば前作通りだけど,やはり釈然としない想いが残ります。登場人物の死亡率がむやみに高いのもちょっとなあ。殆ど主人公以外は生き残らない印象があります。物語に応じて登場人物の立ち位置が変わるのも個人的にはあまり好きじゃない。登場人物が少ないのでその有効活用と言ってしまえば,それまでなのでしょうが。

 不満は多いですが,それでもなおやはり心惹かれる作品であることも事実。今作からの新システムであるライアーズアートも結構楽しい。選択肢の判断には困るけれど。物語の求心力もすこぶる良いです。都市伝説の研究者であり殺人犯である関本の存在はどうしてもレクター博士に被ってしまうけれどね。主人公の北條沙希も美人で好みであります。個人的にはもう少し仲間の存在に気を配って欲しかったなあという印象。前作の小暮さんや賀茂泉さん,霧崎さんや人見さん,それにゆうかちゃんといった仲間たち程の存在感に欠けるんですよね。場合によっては敵対することがあるのも残念すぎます。

 とりあえず3編をクリアしましたが,まだまだ様々な分岐を楽しめそう。他の物語も楽しみたいと思います。基本的にはグロい描写が満載なので辟易する部分もありますけれどね。特に「生贄篇」はかなり辛いものがあります。
タグ:真流行り神
posted by 森山樹 at 20:37| Comment(0) | TrackBack(0) | プレイ日記
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